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平成16年第2回定例会(第8号 3月23日)

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  1. 都城市議会 2004-03-23
    平成16年第2回定例会(第8号 3月23日)


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    平成16年第2回定例会(第8号 3月23日)   平成十六年第二回都城市議会定例会議事日程(第八号)                     三月二十三日(火曜日)…………午前十時開議  ※ 議案の審議(委員長報告・質疑・討論・採決) 第 一 議案第二八号 都城市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について 第 二 議案第二九号 都城市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について 第 三 議案第三〇号 都城市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する            条例の一部を改正する条例のの制定について 第 四 議案第三一号 都城市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の            制定について 第 五 議案第三二号 都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等            の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第 六 議案第三三号 都城市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定に            ついて 第 七 議案第三四号 都城市長寿館条例の一部を改正する条例の制定について 第 八 議案第四一号 公の施設の指定管理者の指定について 第 九 議案第四七号 都城市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制            定について
    第一〇 議案第三五号 都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正            する条例の制定について 第一一 議案第三六号 都城市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について 第一二 議案第三七号 都城市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定につ            いて 第一三 議案第四二号 公の施設の指定管理者の指定について 第一四 議案第四三号 公の施設の指定管理者の指定について 第一五 議案第四四号 議決事項の変更について 第一六 議案第四五号 市道の廃止について 第一七 議案第三八号 都城市農用地開発事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例の            制定について 第一八 議案第三九号 都城市御池簡易水道の設置等に関する条例の制定について 第一九 議案第四〇号 都城市御池簡易水道事業給水条例の制定について 第二〇 議案第一四号 平成十六年度都城市一般会計予算 第二一 議案第一八号 平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算 第二二 議案第二〇号 平成十六年度都城市老人保健特別会計予算 第二三 議案第二二号 平成十六年度都城市整備墓地特別会計予算 第二四 議案第二四号 平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計予算 第二五 議案第二五号 平成十六年度都城市介護保険特別会計予算 第二六 議案第一六号 平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計予算 第二七 議案第一七号 平成十六年度都城市下水道事業特別会計予算 第二八 議案第二三号 平成十六年度都城市都市開発資金特別会計予算 第二九 議案第二七号 平成十六年度都城市水道事業会計予算 第三〇 議案第一五号 平成十六年度都城市食肉センター特別会計予算 第三一 議案第一九号 平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計予算 第三二 議案第二一号 平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計予算 第三三 議案第二六号 平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計予算 第三四 議案第四八号 工事請負契約の締結について 第三五 議案第四九号 工事請負契約の締結について 第三六 議案第五〇号 工事請負契約の締結について 第三七 議案第五一号 工事請負契約の締結について 第三八 議案第五二号 工事請負契約の締結について 第三九 議案第五三号 工事請負契約の締結について 第四〇 議案第五四号 工事請負契約の締結について  ※ 議案の審議(質疑・討論・採決) 第四一 議案第四六号 都城市監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて 第四二 諮問第 一号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについ            て  ※ 本日新たに上程するもの(提案理由説明・質疑・討論・採決) 第四三 議員提出議案第一号 地方交付税の大幅削減の中止を求める意見書 第四四 閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について 本日の会議に付した事件 日程 第一 議案第二八号 から、日程 第四四 閉会中の各常任委員会及び議会運営委       員会所管事務調査について まで 出席議員  永 山   透 君   黒 木 優 一 君  西 川 洋 史 君   奥 野 琢 美 君  山 下 博 三 君   森 重 政 名 君  山 田 裕 一 君   本 田 和 夫 君  益 留 道 雄 君   福 留 一 郎 君  蔵 屋   保 君   杉 村 義 秀 君  楡 田   勉 君   龍ノ平 義 博 君  今 村 美 子 君   中之丸 新 郎 君  岩 切 正 一 君   藤 井 八十夫 君  下 山 隆 史 君   徳 留 八 郎 君  東 口 良 仲 君   児 玉 優 一 君  有 満 忠 信 君   橋之口   明 君  本 郷 貞 雄 君   松 永 義 春 君  内 村 仁 子 君   来 住 一 人 君  植 村 浩 三 君 欠席議員  山 下 和 也 君 説明のための出席者  市長          岩 橋 辰 也 君  助役          柿木原 康 雄 君  収入役         茨 木   健 君  総務部長        三 角 光 洋 君  企画部長        長谷川 慈 弘 君  財務部長        小路口 一 身 君  生活環境部長      西 川 慎一郎 君  健康福祉部長      横 山 成 保 君  産業部長        安 田 良 信 君  土木部長        堀 川   渉 君  水道局長        原 澤 直 昭 君  合併対策事務局長    前 田 四一郎 君  総務課長        松 元 清 光 君  財政課長        岩 崎   透 君  教育委員会委員長    鎌 倉   嵩 君  教育長         北 村 秀 秋 君  教育部長        七牟礼 純 一 君  農業委員会会長     大久保 辰 男 君  選挙管理委員会委員長  江 夏 由宇子 君  監査委員        小 山   繁 君  監査委員        喜 多   正 君 事務局職員出席者  局長          中 間 俊 幸 君  次長          宮 原 弘 安 君  補佐兼総務担当主幹   元 明   晃 君  議事担当副主幹     稲 吉   稔 君  議事担当副主幹     中 島 恵利子 君  議事担当主査      永 盛 譲 治 君
     議事担当主査      恒 吉 和 昭 君 ◎=開議 十時〇〇分= ○議 長(福留一郎君) おはようございます。ただいまの出席議員は定足数に達しております。  これより直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第八号によって進めることにいたします。 ◎諸般の報告 ○議 長(福留一郎君) 日程に入るに先立ち、この際御報告いたします。  例月出納検査結果報告書の写しを各位のお手元に配付いたしましたので、御了承願います。 ◎日程第一 議案第二八号から 日程第五 議案第三二号まで ○議 長(福留一郎君) 日程第一 議案第二八号「都城市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第五 議案第三二号「都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上五議案を一括議題といたします。 ◎総務委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について総務委員長の報告を求めます。 ○総務委員長西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二八号から議案第三二号までの、以上五議案について、総務委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。  まず、議案第二八号「都城市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、防災会議委員所属名変更に伴い、また、新たに日本道路公団九州支社都城管理事務所所長を委員として追加するために所要の改正を行うものであります。  議案第二九号「都城市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、公共用地先行取得事業債の償還が、平成十六年三月二十五日に終了することに伴い、都城市用地取得特別会計を廃止する一方、議案第四〇号の都城市御池簡易水道事業給水条例の制定に伴い、都城市簡易水道事業特別会計を新設するために所要の改正を行うものであります。  議案第三〇号「都城市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、地方公務員災害補償法の一部を改正する法律が平成十五年十月一日から施行されたことに伴い、公務災害補償等認定委員会に対する本人による虚偽の報告や報告の懈怠などに対し、罰則を強化するものであります。  議案第三一号「都城市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、「地方公営企業労働関係法」が平成十六年四月一日から「地方公営企業等労働関係に関する法律」に題名が改正されることに伴い、「都城市職員の育児休業等に関する条例」、「都城市外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例」、「都城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例」及び「都城市公益法人等への職員の派遣等に関する条例」、以上四本の条例中、当該法律名を改めるものであります。  議案第三二号「都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、男女共同参画社会づくり審議会委員並びに公職選挙法の改正に伴う期日前投票所の管理者及び投票立会人の報酬等を新たに規定するものであります。  採決の結果、議案第二八号、議案第二九号、議案第三〇号、議案第三一号及び議案第三二号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第二八号「都城市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第二九号「都城市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三〇号「都城市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三一号「都城市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」及び議案第三二号「都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の、以上五議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第二八号、議案第二九号、議案第三〇号、議案第三一号及び議案第三二号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第六 議案第三三号から 日程第九 議案第四七号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第六 議案第三三号「都城市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第九 議案第四七号「都城市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上四議案を一括議題といたします。 ◎文教厚生委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。 ○文教厚生委員長(奥野琢美君) (登壇)ただいま議題となりました四議案について、文教厚生委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第三三号「都城市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、基金の処分条項に、老人保健拠出金または介護納付金の額が不足した場合を加えること等を新たに規定するものであります。  次に、議案第三四号「都城市長寿館条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、館内の和室について、新たに使用料を制定するとともに、冷暖房設備使用料実費相当分に改定するものであります。  次に、議案第四一号「公の施設の指定管理者の指定について」申し上げます。  本件は、神柱児童センター及び都原児童センター指定管理者として、平成十六年四月一日から社会福祉法人都城社会福祉事業団を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項及び都城市児童センター条例第五条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  最後に、議案第四七号「都城市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、印鑑登録に伴う本人、または代理人の確認を厳格化するため、平成十六年三月二日付総務省自治行政局からの通知に基づき、確認書類として市長が適当と認める書類を加えるものであります。  以上、申し上げました内容について、所管部長及び各課長に説明を求め、審査いたしました。  採決の結果、議案第三三号、議案第三四号、議案第四一号及び議案第四七号の四議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第三三号「都城市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三四号「都城市長寿館条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第四一号「公の施設の指定管理者の指定について」及び議案第四七号「都城市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の、以上四議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第三三号、議案第三四号、議案第四一号及び議案第四七号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第一〇 議案第三五号から 日程第一六 議案第四五号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第一〇 議案第三五号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第一六 議案第四五号「市道の廃止について」までの、以上七議案を一括議題といたします。 ◎建設委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、建設委員長の報告を認めます。
    建設委員長(永山 透君) (登壇)ただいま議題となりました七議案について、建設委員会が審査しました概要と結果を一括して御報告申し上げます。  まず、議案第三五号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、地方公営企業労働関係法が平成十六年四月一日から地方公営企業等労働関係に関する法律に題名が改正されることに伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第三六号「都城市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、水道法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第三七号「都城市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について」申し上げます。  本件は、都市計画法等の改正に伴い、市内の十ヘクタール未満の風致地区内における建築物の建築規制等に関する条例を新たに制定するものであります。  次に、議案第四二号「公の施設の指定管理者の指定について」申し上げます。  本件は、都城市中央地区立体自動車駐車場指定管理者として、平成十六年四月一日から都城まちづくり株式会社を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項及び都城市駐車場条例第六条第一項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第四三号「公の施設の指定管理者の指定について」申し上げます。  本件は、都城市ウエルネス交流プラザ指定管理者として、平成十六年四月一日から都城まちづくり株式会社を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項及び都城市ウエルネス交流プラザ条例第六条第一項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第四四号「議決事項の変更について」申し上げます。  本件は、平成十四年第二回都城市議会定例会において、議案第六三号「都城市公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する基本協定の締結について」を議決したところでありますが、本年三月末の工事完了による協定金額の確定に伴い、三億五千六百六十六万円減額して、協定の金額を八億四千三百三十四万円に変更するものであります。  次に、議案第四五号「市道の廃止について」申し上げます。  本件は、都城市中央東部土地区画整理事業の施行に伴い、市街地北部地区関係市道の廃止を行うものであります。  以上七議案について、関係各部局より説明を受け慎重に審議をいたしました。  採決の結果、議案第三五号、議案第三六号、議案第三七号、議案第四二号、議案第四三号、議案第四四号及び議案第四五号の七議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第三五号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三六号「都城市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三七号「都城市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について」、議案第四二号「公の施設の指定管理者の指定について」、議案第四三号「公の施設の指定管理者の指定について」、議案第四四号「議決事項の変更について」及び議案第四五号「市道の廃止について」の、以上七議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第三五号、議案第三六号、議案第三七号、議案第四二号、議案第四三号、議案第四四号及び議案第四五号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第一七 議案第三八号から 日程第一九 議案第四〇号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第一七 議案第三八号「都城市農用地開発事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第一九 議案第四〇号「都城市御池簡易水道事業給水条例の制定について」までの、以上三議案を一括議題といたします。 ◎産業経済委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。 ○産業経済委員長(植村浩三君) (登壇)ただいま一括議題となりました議案第三八号、議案第三九号及び議案第四〇号の三議案について、産業経済委員会が審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第三八号「都城市農用地開発事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本件は、平成十五年十月一日から事業主体独立行政法人緑資源機構に組織改編されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第三九号「都城市御池簡易水道の設置等に関する条例の制定について」及び議案第四〇号「都城市御池簡易水道事業給水条例の制定について」申し上げます。  本件は、御池地区簡易水道の公営化に伴い、新たに条例を制定するものであります。  以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め審査いたしました。  採決の結果、議案第三八号、議案第三九号及び議案第四〇号は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第三八号「都城市農用地開発事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第三九号「都城市御池簡易水道の設置等に関する条例の制定について」及び議案第四〇号「都城市御池簡易水道事業給水条例の制定について」の、以上三議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第三八号、議案第三九号及び議案第四〇号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第二〇 議案第一四号 ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第二〇 議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」を議題といたします。 ◎総務委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。 ○総務委員長西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」について、総務委員会に付託された部分の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  平成十六年度一般会計の歳入・歳出予算総額は、平成十五年度当初予算に対しまして四十億五百万円、率にして八・六%増の五百三億五千五百万円であります。  平成七年度及び平成八年度に発行した住民税等減税補てん債の借換債十四億八千九百五十万円を除きますと、五・四%の増となっております。  今回、付託を受けましたのは、歳入全款及び総務委員会の所管に属する、総額二百十二億七千百七十一万六千円の歳出予算であります。  まず、歳入予算中、自主財源の主なものを見ますと、市税が平成十五年度当初予算と比較して、二・四%増の百二十九億五百八十二万二千円で、予算総額の二五・六%であります。  市税のうち、市民税では個人現年課税分は減少見込みの一方、法人現年課税分は製造業、電力、金融業の増により、対前年度比一億八千七百二十一万三千円の増収見込みであります。  また、固定資産税の現年課税分では、対前年度比一億三千三百八十二万四千円の増収見込みであります。  繰入金については、対前年度比二億八千五百三十一万一千円の増見込みであります。  分担金及び負担金、財産収入は、減見込みであります。  続いて、依存財源を見ますと、今回新設された配当割交付金六百二十万円、及び株式等譲渡所得割交付金六百五十万円に加え、対前年度比で市債の二十七億四千八百六十万円、県支出金の十億八千三百三十六万六千円、今回新設された所得譲与税を含む地方譲与税の対前年度比二億五千百八十三万七千円、地方消費税交付金の一億円、及び自動車取得税交付金の二千八百八十六万円等が増見込みであります。  一方、対前年度比で国庫支出金の五億二千四百六十六万二千円、及び地方交付税の二億二千八百九十一万三千円等が減見込みとなっております。  総じて歳入予算に占める自主財源比率は三六・八%、対前年度比三%、五億四千七百六十一万円の増となっている一方、依存財源は、依存財源比率六三・二%、対前年度比一二・二%、三十四億五千七百三十九万円の増となっております。  次に、歳出予算について、性質別に構成比を見てみますと、義務的経費が四五・七%、投資的経費が二二・一%、その他一般行政経費が三二・二%であります。  その内訳でありますが、その比率の高いものは、投資的経費が対前年度比二〇・九%増の百十一億一千四百八十九万二千円で、予算総額の二二・一%、扶助費が三・六%増の八十三億八千五百十二万六千円で一六・六%、人件費が三・一%減の七十四億九千六百五十七万一千円で一四・九%を占めております。  このほか、公債費が予算総額の一四・二%、繰出金が一〇・七%及び物件費が九・三%となっております。  平成十六年度予算においても、第四次総合計画を基本に、ウエルネス都城を実現させるための三つの施策の大綱、「人が元気都市」、「まちが元気都市」、「自然が元気都市」それぞれの施策の体系に沿って、計画実現のために、各種事務・事業が盛られているところであります。  平成十六年度は、中期実施計画の初年度に当たりますが、特に、本委員会所管部で新たに実施する主な事業について、事業名と予算額について申し上げます。
     まず、大学設置のための「新大学基本計画」策定に要するコンサルタントへの委託料等の経費一千五百七万五千円、省エネルギーを図るための庁舎照明及び動力設備のインバーター化に要する経費七千八百七十二万一千円、庁舎エレベーターを身体障害者用に改修するための経費一千八百万円、都城北諸合併協議会への負担金一千六百万円が計上されているのを初め、ニューヨークから将来有望な芸術家を招聘し、中学生を中心とする地域住民との芸術交流及び国際交流を展開するための経費五百二万円、男女共同参画社会づくりのための市民啓発、人材養成等に要する経費三百六十万五千円、市制施行八十周年及びウエルネス都市宣言十五周年記念事業に要する経費百六十六万八千円及び市制施行八十周年記念式典に要する経費百五十万円がそれぞれ計上されているところであります。  次に、第二表「債務負担行為」について申し上げます。  これは、複数年にわたって契約の必要な事業、平成十七年度四月一日から業務開始するため、契約を平成十六年度中に締結するもの、及び平成十六年度に貸付決定となる各種資金に対する利子補給金について、これらが将来の予算を拘束することから、あらかじめ予算として議決が必要なものであります。  最後に、第三表「地方債」は、平成十六年度当初予算に計上している各事業等の財源として長期資金を借り入れるため、その限度額等が定められております。  なお、今回措置される地方債は、件数にして二十一件、総額八十四億七千四百八十万円であります。  以上の内容について審査したところでありますが、審査におきましては、主に次のような質疑応答がありました。「自主防災組織結成費が三百万円計上されているが、現在の組織数と、来年度の結成見込み数、今後の方向はどうなるのか」との質疑に対し、「自治公民館単位で結成されているが、現在九十一隊結成されており、結成率五三・二%である。来年度十隊、毎年十隊ずつの結成を目指している」との答弁がありました。  また、「自主防災組織の責任者に自治公民館長がなっていると思われるが、災害発生時に高齢の自治公民館長を先頭に出動できるのか心配している。自治公民館の役員は高齢者が多い。実際消防団員が先頭に立つと思う。消防団と自主防災組織が存在することで、屋上屋を架すことにならないか、むしろ消防団を援助して強化した方がよいのではないか」との質疑がありました。  これに対し、「平成七年一月の阪神・淡路大震災の教訓により、救済しなければならないのは、地域の高齢者などの弱者という認識のもとに、地域住民による防災組織の必要性が説かれた。消防団員が約七百三十人いるが、少ない地域もあり、救助活動等の対応が難しい面もある。消防団は、全体的な活動を要求される。自主防災組織の責任者に自治公民館役員がならなければならないこともなく、地域の実情によって対応していただければよい」との答弁がありました。  さらに、「自主防災組織を結成するだけでなく、日常訓練をしないと、災害発生時に活動ができるか心配している」との質疑に対し、「昨年は、祝吉地区において、子供も入れて消火訓練、救助訓練など防災訓練を実施した。各地区一組織ずつ年一回ぐらいは訓練をしていただいているし、訓練実施のお願いもしている」との答弁がありました。  以上が概要報告でありますが、採決に当たり、一部委員より次のような反対討論がありました。  まず、一委員より「総合文化ホールは、市民会館が老朽化したから建設するということであったが、先日の一般質問の中でもホール完成までは残し、以後のことは検討するという当局の答弁であった。昨年は、市長の答弁で十年から二十年残すということも言われている。多くの人たちから、ホールは四つも必要ないという意見を聞いている。駐車場もパチンコ店及び県職員の駐車場を含めて約六百台の収容能力しかない。しかも、建設予定地には、まだ地下水槽やパイルも残っているため、建設費も総体額百十六億円以上になるのではないかということも最近になってわかったような言い方もされた。問題を含んだ総合文化ホール整備事業費が計上されている予算であるので、本件については反対である」との討論がありました。  さらに、他の委員より、「一つには、総合文化ホール整備事業費が計上されているので本件には反対である。理由は、今、一委員が言われた内容と同様である。付け加えれば、平成十六年度も市民税は、平成十五年度決算見込みの対比からすると、実質増収は見込まれないほど不況で、深刻な事態になっている。そういう中での当該事業でもあり、現段階では事業実施は必要ない。もう一つの反対理由は、特定企業に対し固定資産税の減免優遇措置を講じているため、不公平な税政になってくることにある」との討論がありました。  採決の結果、議案第一四号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ここで、直接審査内容に関することではございませんが、総務委員会としての要望を申し上げます。  当局には、先の全体予算説明会や当委員会で、委員会説明資料等に基づき説明を受け、また適宜補足資料を提出していただいたところであります。  さて、この予算委員会説明資料の歳出予算の様式中、事業内容の欄が簡素・簡略に記述されているため、委員が事業内容を把握するに当たり、基礎的・基本的視点から説明を求めて、審査に時間を要しております。  したがいまして、今後この事業内容の欄には要点等を可能なかぎり記述していただくことと、予算委員会説明資料に歳入予算と同様に、歳出予算に係る各課ごとの合計額を記述していただきますよう事務改善をお願い申し上げます。  以上で総務委員会の報告を終わります。(降壇) ◎文教厚生委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。 ○文教厚生委員長(奥野琢美君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」につきまして、文教厚生委員会が付託を受けました部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。  今回、当委員会が付託を受けました歳出予算総額は、百八十一億九千百八万円であり、前年度当初予算と比較して三・六%の増となっております。  以下、款の順に主なものを報告いたします。  まず、一〇款 総務費には、戸籍住民基本台帳費、各地区市民センターの管理に要する経費、「都城市史」の通史編及び史料編の発刊に要する経費等が計上されております。  第一五款 民生費には、国民健康保険特別会計及び老人保健特別会計への繰出金、身体障害者及び知的障害者の施設訓練等支援費、重度心身障害者医療給付費、特別障害者手当等給付費、老人及び身体障害者の住宅改造助成事業に要する経費、児童手当給付費、児童扶養手当給付費、乳幼児医療費助成事業に要する経費、法人立保育園三十九園に対する児童福祉関係施設入所負担金、放課後児童クラブ事業に要する経費、生活保護費等が計上されております。  主な新規事業といたしましては、子育て支援に関するニーズ調査、実施方法、目標などの計画を策定する次世代育成支援対策推進事業、高齢者の生きがいと健康づくり、介護予防を目的とした高齢者筋力向上トレーニング事業等であります。  第二〇款 衛生費には、斎場の管理運営に要する経費、市営墓地の管理運営費、ごみ袋指定事業に要する経費、リサイクル活動費推進事業に要する経費、広域市町村圏事務組合への負担金等が計上されております。  主な新規事業といたしましては、乳幼児の虫歯予防を目的とし、二歳六カ月児の歯にフッ素塗布を実施し、あわせて保護者に対し、保健指導を行う二歳六カ月児歯科健康診査事業等であります。  第五〇款 教育費には、小学校二十三校、中学校十二校の管理運営に要する経費、上長飯小学校及び明道小学校の校舎改築に要する経費、大王小学校の屋内運動場建設に要する経費、教育資金の貸付事業に要する経費、幼稚園教育の振興を目的とした事業に要する経費、中央公民館及び各地区公民館の管理運営に要する経費、体育施設の維持管理に要する経費、文化財保護、保存及び埋蔵文化財の試掘調査に要する経費、図書館の管理運営費、美術館の管理運営費、学校給食センターの管理運営費等が計上されております。  主な新規事業といたしましては、今町小学校及び沖水中学校の校舎改築に要する調査費、西岳市民広場のトイレ新設に要する経費等であります。  第六五款 諸支出金には、石原簡易水道及び湯谷簡易水道への水道事業補助金が計上されております。  以上の内容について、所管部長及び各課長に説明を求め、審査したところでありますが、審査におきまして主に、次のような質疑応答がありました。  以下、その概要について申し上げます。  生活環境課が所管する「雨水浸透貯留施設設置推進事業」につきましては、雨水浸透桝の設置事業の対象地域を、沖水川、大淀川、萩原川に囲まれた中央東部地域を選定した理由について説明を求めたのに対しまして、中央東部地域は、市の上水道の水源地が集中していること、地下水の硝酸性窒素調査の結果、一番濃度が低く、水質がきれいであり、例えば、硝酸性窒素濃度の高いところの地下浸透をしていくと、地下水汚染の可能性が考えられるため、安全管理の面から、この地域を選定したとの説明でありました。  また、健康課が所管する「がん検診事業」につきましては、特に受診率の低い乳がん検診を初め、各がん検診の受診率改善策について説明を求めたのに対しまして、あらゆる機会をとらえて、がん予防の啓発に努めるとともに、乳がん検診についてもマンモグラフィーと視触診の併用を今後、関係機関と協議しながら、検討していきたいとの説明でありました。  以上、概要を申し上げましたが、採決の結果、議案第一四号で当委員会が付託を受けました部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎建設委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 次に、建設委員長の報告を求めます。 ○建設委員長(永山 透君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」のうち、建設委員会が付託を受けました部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。  審査に当たりましては、所管の土木部八課一室に対して、平成十六年度の方針、重要施策、新規事業の内容及び継続事業の進捗状況などについて説明を求め、委員会説明資料並びに所管事務に関して質疑応答を行ったところであります。  今回、建設委員会に付託されました一般会計予算歳出予算総額は、五十八億四千六百三十一万三千円でありまして、総務費、衛生費、土木費、消防費及び災害復旧費に予算が計上されているところであります。  前年度比では二三・七%の減となっておりますが、これは中央東部土地区画整理事業が一部を残して平成十六年度でほぼ終了するのを初め、中心市街地活性化策として取り組んでこられた、ウエルネス交流プラザや母智丘公園の整備、神柱通線の道路整備事業などの大型事業が平成十五年度でほぼ終了することによるものであります。  平成十六年度新たに着手する事業は、県道蔵原通線の西都城駅から広口交差点までの、周辺調査のための地域地区等調査費八百万円、特定地方道路整備事業として菖蒲原通線道路改良に要する経費二千万円、街区公園整備事業として小鷹原北街区公園の整備に要する経費四千万円、市民生活に密着した市道の舗装及び側溝の整備に要する経費、生活関連道路緊急整備事業二億五千万円、公営住宅建設事業として一万城団地B棟建設に要する経費三億五百五十三万六千円、臨時河川整備事業として小田川水路整備に要する経費三千四百万円などであります。  また、重点事業、継続事業は、中央東部土地区画整理関連事業として立体駐車場の北側に整備される一号街区公園、ウエルネス交流プラザの完成に伴う管理運営費、市民生活の基盤となる生活道路や排水路の整備、合併処理浄化槽五百基分の設置補助、市内全域を対象とした市道の新設、改良舗装、事前調査及び市街地部のバリアフリー化の臨時地方道整備事業、地区公園としての神柱公園並びに総合公園としての早水公園の整備、吉尾・都北通線、花繰通線、梅北・豊満線などの地方特定道路整備事業、旭通線、今房・和田線、安久小・建立寺橋線、上水流七号線、金田通線などの緊急地方道路整備事業、総合文化ホール関連事業として千間通線ほか五線の特定交通安全施設等整備事業、自然災害防止、急傾斜地崩壊対策、橋りょうの耐震対策などに要する経費が計上されております。  採決の結果、議案第一四号で当委員会が付託を受けました部分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ここで、建設委員会としての意見・要望を申し上げます。  施設の維持管理費の増加が懸念される昨今であるが、ウエルネス交流プラザ及び中央立体自動車駐車場については、使用料収入があるにもかかわらず、市の歳入としては組み込まれず、まちづくり会社の事業費に充てられることになっている。今の厳しい財政状況下においては、その支出の額及び根拠を明確にするために、一たん市の歳入として受け入れた後に支出をしていただきたい。  また、今予算で、道路補修費として歩道のバリアフリー対策に要する経費が盛り込まれているが、古い歩道では今でも段差の激しい箇所がかなり見受けられるので、全市的に歩道拡幅も含めた段差解消に取り組んでいただき、車いすやベビーカーでも安心して歩行できる歩道の整備を目指していただきたい。  以上、意見・要望を申し上げて建設委員会の報告を終わります。(降壇) ◎産業経済委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。 ○産業経済委員長(植村浩三君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」のうち、産業経済委員会が付託を受けました部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。  今回、産業経済委員会が付託を受けました歳出予算の総額は、五十億四千五百八十九万一千円で、前年度当初予算に対しまして四・二%の増となっております。  以下、款の順に従いましてその主な内容を申し上げます。  まず、第二五款 労働費の予算一億一千二百二十八万九千円について申し上げます。  その主なものは、中小企業退職金等共済制度加入促進事業、昨年七月から実施しています住宅リフォーム促進事業に要する経費等が計上されております。  次に、第三〇款 農林水産業費の予算三十一億五千七百八十二万七千円について申し上げます。  その主なものは、JA都城が事業主体となりカンショの貯蔵庫を整備する経営構造対策事業、平成十六年十一月に適用されます国の「家畜排せつ物法」の施行に向けての、環境保全型畜産経営振興事業及び家畜経営活性化事業、人工乾燥材供給体制の確立と価格安定を図るための木材乾燥施設等整備特別対策事業、平成十七年度完了を目指しているふるさと林道緊急整備事業「サシバ線」の整備、地籍調査事業、県営田園空間整備事業、農村の生活環境整備を図っていく基盤整備促進事業、県営担い手育成基盤整備事業、県単独水と緑のみやざき農村整備事業、市単独農道整備事業、農業委員会の運営に要する経費等が計上されています。  主な新規事業としましては、新たな米政策に基づく米政策指導推進事業、活動火山周辺地域防災営農対策事業、種雄牛造成により子牛価格の底上げと価格安定を図る種雄牛造成支援対策事業、企業的肉用牛経営体育成事業に要する経費等であります。  次に、第三五款 商工費の予算十七億一千四百七十七万四千円について申し上げます。  その主なものは、中小企業者に対する経営の安定及び合理化、店舗の近代化等を図るための利子補給金及び保証料補助金、関之尾緑の村管理運営、観光ガイドの充実、スポーツイベント等の支援に要する経費、体験型観光整備事業としてグリーン・ツーリズム総合推進に要する経費、企業立地促進条例に基づく奨励措置に要する経費、地場産業振興センターの運営に要する経費、公設地方卸売市場事業特別会計への拠出金が計上されています。  主な新規事業としましては、中心市街地の商店街形成と集客向上のためTMOマネージャー設置事業、空き店舗対策事業、商店街一店逸品創出事業等であります。  次に、第五五款 災害復旧費六千百万一千円の主なものは、農地農業用施設並びに林業施設の災害復旧費を計上したものであります。  以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め審査いたしました。  採決に当たり、一部委員から「特定企業に対する助成を含んでいる予算であるため反対である」との討論がありました。  採決の結果、議案第一四号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、最後に産業経済委員会としての要望を申し上げます。  最近、国内外で発生している家畜伝染病、高病原性鳥インフルエンザ等について、防疫マニュアルの整備を早急に図ること、消毒の推進を一層図ること、そして風評被害に対する現状調査及びその対応策について国、県との連携を密にし、早急に検討されることを要望いたします。  以上で報告を終わります。(降壇) ○議 長(福留一郎君) 十分程度休憩いたします。 =休憩 十時五十九分= =開議 十一時 十分= ○議 長(福留一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  まず、来住一人議員の発言を許します。 ○(来住一人君) (登壇)私は、ただいま議題となっております議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」に、日本共産党を代表して反対の立場から討論をいたします。  平成十六年度の一般会計予算は、十五年度予算に比較して八・六%増の総額五百三億五千五百万円であります。予算の内容は、新年度から実施する幼児の虫歯予防のための歯のフッ素塗布事業、放課後児童クラブ事業の拡大、年次計画で進めている学校施設の整備は上長飯小及び明道小の校舎改築、祝吉中の大規模改造、大王小の体育館改築、西中の運動場整備及び小学校オープンスペース改修などであります。就労の確保と経済的波及効果等を目的とした住宅リフォーム促進事業の継続、既存の緊急地方道路整備事業等のほかに、新たな生活関連道路緊急整備事業、小鷹原北街区公園整備を初め、公園の整備管理事業、県営及び団体営におけるため池等整備事業などなど、市民生活と深くかかわった必要不可欠な重要な予算となっております。同時に、次の問題点が含まれており、同意できないものであります。  第一に、深刻な不況のもとで市民生活をどのように守るかが今日自治体として最も重要な任務であるにもかかわらず、十六億五千七百三十五万円を投じて約三百席のウエルネス交流プラザ建設に続き、総事業費百十六億五千八百九十四万円の巨費を投じ総合文化ホールの建設を行う、いわゆる開発型行政を一層促進しようといたしております。  十六年度当初予算に盛り込まれている総合文化ホール建設にかかわるものは、三十六億四千八百二十三万五千円であります。不況を反映して、個人住民税は前年度より約五千万円、一・九%落ち込むことが予想されておりますが、総合文化ホール建設のための市債、借金は二十七億一千四百五十万円で、前年度比二十四億五千三百万円増であります。  一般会計は、全体で前年度比四十億五百万円増でありますが、このうち、実に六〇%は総合文化ホール建設に伴って増加したものであります。十六年度末の市の借金残高は、十五年度に比べ二十六億四千七百四十七万円増え、総額五百十二億五千六百十六万二千円に膨れ上がることとなります。これは、市民一人当たり約四十万円となり、年間予算を超える膨大なものとなり、後世に大変な借金を残すことになります。  総合文化ホールやウエルネス交流プラザの、いわゆる箱物建設についての日本共産党の立場は幾度となく表明をしてきておりますので、ここで繰り返すことはいたしませんが、一つに市民会館が老朽化していること、大道具の搬入に苦労するなどしていますが、現在でも使用には十分耐えられること、二つに建設予定地の購入は平成十年に神柱公園の拡充を目的に行うことを議会に説明しながら、その変更と経過については説明されず不可解なものであります。三つに、同ホールの駐車場は分散型のものでありますが、これは主催者を含め同ホールを利用する者に、大変な苦労と労力を要求することになり、禍根を残すことになることは明白であります。  不況に苦しむ市民の皆さんが、市民会館が使えるのになぜ百三十三億二千万円もかけて新しく三つのホールが必要なのかと疑問視するのは当然のことであります。以上のような問題点のある総合文化ホールの建設は中止すべきであります。
     第二に、企業立地促進条例に基づく優遇措置によって、固定資産税の減免措置を受けるのが七社、また、補助金を受けるのが二社となっております。負担の公平の原則からも逸脱しており同意できるものではありません。  第三に、農業の家族的経営をますます破壊する政府の農業政策に、無批判的に追随しているものであります。米の減反は数量制になり、若干減少することになりますが、同時に転作奨励金は大幅に削減されております。また一方では、盆地畑かん事業に膨大な予算がつぎ込まれますが、ゼネコン奉仕のむだな開発となることは明白であります。  第四に、北諸四町との合併を促進する予算となっていることであります。合併問題についての我が党の基本的な姿勢については、繰り返し述べてきているところであります。今日、全国的に繰り広げられている市町村合併は、そこに住む住民の要求から出発したものではなく、政府が地方自治体への支出を削減することを最大の目的として、強力に押しつけてきているものであります。地方分権などとは全く逆行するものであります。合併の大義名分とされている財政問題や少子高齢化の問題についても、合併によって解決が図られるというものではありません。合併問題は市民にとって、みずからの責任を持つべき範囲を決める、極めて重要な問題でありますので、すべての情報を明らかにしたうえで、住民投票を実施して合併問題についての結論を出すよう、改めて強く要求して討論を終わるものであります。(降壇) ○議 長(福留一郎君) 次に、松永義春議員の発言を許します。 ○(松永義春君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」について、社会・市民クラブを代表して反対の討論をいたします。  提案されています平成十六年度都城市一般会計予算は、前年度比八・六%増の五百三億五千五百万円となっており、歳入で占める自主財源は前年度比二・六%減の三六・八%、依存財源は前年度比二・〇%増の六三・二%となっております。  一方、歳出では総務費の中に、総合文化ホール整備事業費三十六億一千九百四十四万八千円などを加えたため、総務費は前年度比六六・七%増、公債費は地方債元金償還金五十八億二千七百三十三万円、同利子十三億三百六万七千円の、合計七十一億三千三十九万七千円で、公債費は三六・二%増の過去最高となっております。  この数字からもわかりますように、平成十六年度都城市一般会計予算の八・六%増の根拠になっているのは、総合文化ホール建設事業費と公債費の償還金等によるものと言わざるを得ません。  現在、地方自治体の財政状況は極めて厳しい状況にあり、本市の平成十六年度末に見込まれる市債発行残高は、五百三十九億三百六十二万二千円となり、過去最高の発行残高が予想される中で、総合文化ホール建設のため、市債発行などを含む約百十六億五千万円の支出は、今後の本市の財政運営を圧迫することは明らかであります。また、総合文化ホールの維持管理費についても、先般の全員協議会では約二億五千万円と説明されていたのが、先日の新聞記事によりますと約三億円になると報じられております。このように、市当局の説明が二転三転することに対し、信用することができないばかりか、この約三億円の維持管理費は、毎年の財政を圧迫することは言うまでもありません。それに、総合文化ホールの事業運営による収入について、収入全体の約四分の三が市補助金、公的補助が見込まれており、収支計画についても市の負担だけが重くのしかかっていると言わざるを得ません。また、駐車場についても全く進展が見られません。このように、問題点を多く抱えている総合文化ホール建設に当たっては、市民の賛同を得られているとは思えません。  以上申し上げ、反対の討論を終わります。(降壇) ○議 長(福留一郎君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第一四号「平成十六年度都城市一般会計予算」の採決を起立により行います。  本件は、各委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第一四号は原案を可決いたしました。 ◎日程第二一 議案第一八号から 日程第二五 議案第二五号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第二一 議案第一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算」から、日程第二五 議案第二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計予算」までの、以上五議案を一括議題といたましす。 ◎文教厚生委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。 ○文教厚生委員長(奥野琢美君) (登壇)ただいま議題となりました五議案について、文教厚生委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算」について申し上げます。  本件の事業勘定の予算総額は、百二十六億三千六百二十万二千円であり、前年度比四・二%の減となっております。歳出の主なものは、保険給付費及び老人保健拠出金で、これらが予算総額の八八・五%を占めております。これらに対する歳入は、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費交付金及び一般会計からの繰入金等が見込まれております。  また、診療施設勘定の予算総額は、五千七百七十一万六千円で、前年度比六・五%の減となっております。歳出の主なものは、西岳診療所の運営管理費及び医薬品、衛生材料費等で、これらに対する歳入は、診療収入及び一般会計からの繰入金等が見込まれております。  採決に当たり、一部委員から、「長引く不況の中、国保税の滞納世帯は年々増加しており、平成十五年度の滞納世帯数は国保加入世帯数の一六・七八%を占め、平成十四年度の一・九七倍に増えている。さらに滞納世帯に対し、制裁措置として期限付保険証や資格証を交付している。滞納世帯にとっては、払いたくても払えないという状況が大部分であり、こういう世帯に対する救済措置が取られていない予算であるため、本議案には反対である」との討論がなされましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計予算」について申し上げます。  本件の予算総額は、百三十七億七千九百七万七千円であり、前年度比三・六%の減となっております。歳出の主なものは、老人保健医療給付に要する経費であり、これらに対する歳入は支払基金交付金、国庫支出金、一般会計からの繰入金等が見込まれております。  採決に当たり、一部委員から、「平成十三年十月から窓口負担が原則一割になり、負担が重くなり、その結果、医療の中断や抑制により、病状を悪化させる事態が起こっている。国の制度に問題があるが、このような場合には、自治体が防波堤の役目を果たすべきであり、そのような立場での予算となっていないため、本議案には反対である」との討論がなされましたが、賛成対数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二二号「平成十六年度都城市整備墓地特別会計予算」について申し上げます。  本件の予算総額は、二千八百三十七万二千円で、前年度比六〇・八%の増となっております。  歳出の主なものは、地方債の償還元金、償還利子、墓地管理費及び上長飯霊地公園の整備に要する経費等が計上され、歳入は墓地使用料、前年度繰越金及び一般会計繰入金等が見込まれております。  採決の結果、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二四号「平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計予算」について申し上げます。  本件の予算総額は、八千五百三十四万九千円で、前年度比三・〇%の増となっております。歳出は、人件費及び介護認定審査会を運営するための経費であり、これらに対する歳入は、都城市及び北諸五町の介護認定審査会費負担金が見込まれております。  採決の結果、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計予算」について申し上げます。  本件の予算総額は、七十八億四千八百五十五万一千円で、前年度比三・八%の増となっております。歳出の主なものは、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費、居宅介護サービス計画給付費及び居宅支援サービス給付費等が計上されております。これらに対する歳入は、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び一般会計からの繰入金等が見込まれております。  採決に当たり、一部委員から、「高齢者にとって、国民健康保険税とともに、介護保険料の負担が重くのしかかっており、介護保険料の減免制度は講じてあるが、制度が有効に働いておらず、制度の見直しが必要である。また、要介護に認定されても、利用料の一割負担が重荷となり、十分に利用できない方々のための改善をすべきであり、本議案には反対である」との討論がなされましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので発言を許します。  岩切正一議員の発言を許します。 ○(岩切正一君) (登壇)ただいま議題となっております五議案中、議案第一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算」、議案第二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計予算」、議案第二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計予算」の三議案について、日本共産党を代表して反対の立場から討論します。  まず、議案第一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算」について述べます。  平成十五年度の国民健康保険の加入状況は、二万九千四百六十七世帯、率にして五四・七八%であります。世帯数、加入者数ともに前年度より増加しております。国民健康保険制度は、国の責任で国民に医療保障するものでありながら、これが守られているとは言えません。平成十五年度の国保税の滞納世帯は四千九百四十六世帯であり、前年度の約二倍に増えております。所得階層別の滞納状況を見ますと、所得八十万円未満が二千九十八世帯で四二・四二%を占め、百五十万円未満では二千九百七十二世帯、六〇・〇九%であり、低所得者の方々にとっては払いたくても払えないという状況が拡大しております。さらに、国保税の納入率を高めるために、国が自治体に押しつけた滞納者への制裁措置も過酷なものとなっています。本市の平成十五年度における期限付保険証の発行数は二千七十世帯、病院の窓口で治療費を全額払わなければならない資格証の発行数は三百二十八世帯、合計二千三百九十八世帯が制裁措置を受けております。期限付保険証と資格証の発行割合は八・一四%であり、県内九市中、最高になっております。期限付保険証、資格証を全く発行していない七町村や、串間市、西都市のように資格証だけは発行していない自治体に比べ、市民に冷たいものであると指摘せざるを得ません。制裁措置によって、医療を受けたくても受けられないということは、国民の医療を受ける権利を奪うものであり、同時に国の責任で医療を保障する国民健康保険制度の根幹を揺るがすものであって、根本的な対策が求められるものであります。  次に、議案第二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計予算」について述べます。  相次ぐ小泉内閣の医療・年金の制度改悪は、高齢者にとっても過酷なものとなっています。厚生労働省は、高齢者への負担増と給付減は、老人医療改悪が二千億円、介護保険料千百億円、年金給付削減三千七百億円、合計六千八百億円に及ぶという資料を作成されております。実際、窓口負担が原則一割になったことや、長期入院の場合の保険外適用によって、医療中断・医療抑制が起こっております。在宅酸素療法では、千七百円だったものが、一万六千円という高額になり、高齢者の方々の命を縮めております。高齢者が多大な負担をしなければならない本予算は認めることができません。  最後に、議案第二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計予算」について述べます。  介護保険制度が始まって四年が経過しようとしています。本市の六十五歳以上の人口は二万九千七百六十六人で、市民全体の二二・〇七%を占めております。平成十五年度から介護保険料が値上げされ、国保税の納税と合わせて重い負担となっています。市民からは、わずかな年金から介護保険料が差し引かれるという声がたくさん出されます。本市は、介護保険の減免制度がつくられましたが、その減免額は第二段階の保険料年額、三万一千五百円を第一段階の二万一千円にしようとするものであります。平成十五年度の減免申請者数は百十一人で、そのうち減免が認められた人は八十六人、減免額九十万九千百円になっております。第二段階の被保険者数は一万五千五百九十七人で、全体の五三・一五%を占めております。減免が認められたのは、わずか〇・五五%であります。もっと多くの人が減免を受けられるように改善すべきであると考えます。  平成十五年度の要介護認定者数は五千百六十四人であり、ほぼ五人に一人の高齢者が認定されております。五千百六十四人中、在宅サービス利用者は三千四百八十八人、施設サービス利用者は九百二十九人、合わせて四千四百十七人がサービスを利用されております。しかし、最高限度額に対する平均利用率は四九・九%であり、利用を抑さえているという状況があります。また、率にして一四・四六%の七百四十七人は、全くサービスを利用されていません。せっかく認定されたのに、全くサービスを利用されないということは、利用料の一割負担ができないということではないでしょうか。したがって、利用料の減免制度を創設することも強く要望するものであります。高齢者の人口増とともに、施設入所希望者数も増加しております。全国では、二十三万八千六百七十九人、宮崎県内二千百十四人の待機者がおられます。本市の在宅待機者は約百七十人であります。早急に介護施設の整備が求められております。介護保険料や在宅介護、施設介護にも多くの問題点がありながら、これらを解決しようとする予算になっていないため同意できません。  以上で反対討論を終わります。(降壇) ○議 長(福留一郎君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより、議案第一八号から議案第二五号までの、以上五議案について採決を行います。  本件のうち、議案第一八号、議案第二〇号及び議案第二五号につきましては反対の意見が出ておりますので、先に起立により採決を行います。  まず、議案第一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計予算」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第一八号は原案を可決いたしました。  次に、議案第二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計予算」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第二〇号は原案を可決いたしました。  次に、議案第二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計予算」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第二五号は原案を可決いたしました。  次に、議案第二二号「平成十六年度都城市整備墓地特別会計予算」及び議案第二四号「平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計予算」の、以上二議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第二二号及び議案第二四号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第二六 議案第一六号から 日程第二九 議案第二七号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第二六 議案第一六号「平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計予算」から、日程第二九 議案第二七号「平成十六年度都城市水道事業会計予算」までの、以上四議案を一括議題といたします。
    建設委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、建設委員長の報告を求めます。 ○建設委員長(永山 透君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六号、議案第一七号、議案第二三号及び議案第二七号、以上四議案について、建設委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告いたします。  まず、議案第一六号「平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計予算」について申し上げます。  平成十六年度の歳入・歳出予算の総額は、いずれも一千二百七十九万五千円となっております。  事業費の主なものは、地方債の元利償還金のほか、祝吉郡元土地区画整理事業の公売保留地不動産鑑定手数料、清算金及び保留地等の維持管理に要する経費であります。これに対する歳入といたしましては、祝吉郡元土地区画整理事業の換地清算徴収金、保留地処分金などが見込まれております。  次に、議案第一七号「平成十六年度都城市下水道事業特別会計予算」について申し上げます。  平成十六年度の歳入・歳出予算の総額は、いずれも三十九億五千六百六十五万九千円となっており、前年度に比較して四・五%の減となっているところであります。  事業費の主なものは、地方債の元利償還金及び人件費、中央終末処理場・清流館・ポンプ場の管理運営、不明水対策として流量計の調査結果に基づいた問題流域での調査・解析の委託、甲斐元雨水ポンプ場の完成に伴う施設の維持管理費、公共下水道事業に係る管渠埋設工事、甲斐元・姫城地区の浸水対策、都城浄化センター清流館の機器増設、中央終末処理設備の機器更新、国道十号線電線共同溝布設工事等に伴う公共桝及び人孔桝布設工事などに要する経費であります。  これに対する歳入といたしましては、下水道事業受益者負担金、下水道使用料及び一般会計からの繰入金、国庫及び県支出金、市債などが見込まれおります。  議案第二三号「平成十六年度都城市都市開発資金特別会計予算」について申し上げます。  平成十六年度の歳入・歳出予算の総額は、いずれも一億二千百八十六万六千円となっており、前年度に比較して約五〇・四%増加しているところであります。  これは、地方債の元利償還金を計上したものでありまして、これに対する歳入としましては、一般会計からの繰入金が見込まれております。  最後に、議案第二七号「平成十六年度都城市水道事業会計予算」について申し上げます。  審査の冒頭、「経済活動の低迷や飲料水の多様化、市民の節水意識の高揚等により、収益的収入の中心である給水収益の増収が見込めない現状である。このような極めて厳しい経済状況のもと、健全財政確保のために収納率の向上、事務事業の合理化及び効率化による経費節減を図り、経営基盤の強化に努めたい。また、市民に水道水の安定供給ができるように、生活基盤施設である水道施設の設備更新に計画的に取り組み、施設の質的向上を図っていきたい」と、水道局としての経営方針が示されました。  平成十六年度の予算総額は、三十二億二千九百四十九万一千円となっており、前年度に比較して一・二%の減となっております。  その主なものを申し上げます。  業務課関係では、料金の調定、滞納整理等の集金及び検針、その他業務に要する経費として一億七千四百九十一万八千円、人件費等事業活動全般に関連する経費一億二千九百二十五万二千円、現金の支出を伴わない減価償却費、資産減耗費などのほか、企業債利息三億六千五百二十二万一千円、消費税及び地方消費税三千四百四万七千円などが計上されております。  また、工務課関係では、取水及び浄水に要する経費二億八千三百六十六万一千円、配水に係る維持管理に要する経費二億二千三百三十万八千円、給水装置に係る経費一億五千七百二十二万五千円、配水管の新設、老朽管の更新及び浄水場整備に要する経費七億五千十二万円、量水器、水位計、濁度計などの固定資産購入費二千三百七十八万七千円、及び企業債償還金五億二千三百九十七万四千円などが計上されております。  これらに対する財源といたしましては、水道料金、水道加入金、配水管移設補償金、下水道負担金、上水道企業債及び消火栓設置費負担金などが見込まれております。  なお、資本的支出額に対して資本的収入額が、六億五千九百六十五万九千円不足しておりますが、これには減債積立金、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金での補てん措置が見込まれております。  以上、申し上げました内容について、当局に説明を求めて審査いたしました。  採決の結果、議案第一六号、議案第一七号、議案第二三号及び議案第二七号の以上四議案は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 議 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより、議案第一六号「平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計予算」、議案第一七号「平成十六年度都城市下水道事業特別会計予算」、議案第二三号「平成十六年度都城市都市開発資金特別会計予算」及び議案第二七号「平成十六年度都城市水道事業会計予算」の以上四議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第一六号、議案第一七号、議案第二三号及び議案第二七号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第三〇 議案第一五号から 日程第三三 議案第二六号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第三〇 議案第一五号「平成十六年度都城市食肉センター特別会計予算」から、日程第三三 議案第二六号「平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計予算」までの、以上四議案を一括議題といたします。 ◎産業経済委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。 ○産業経済委員長(植村浩三君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一五号、議案第一九号、議案第二一号及び議案第二六号の四議案について、産業経済委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。  まず、議案第一五号「平成十六年度都城市食肉センター特別会計予算」について申し上げます。  本予算は食肉センター施設の管理運営に要する経費を計上したものであり、本年度当初予算は七億一千七十万四千円で、前年度当初予算に対しまして五・一%の増となっております。  歳出予算は、施設の管理運営、施設改修事業、地方債の償還元金及び利子などに要する経費であります。これらに対する歳入は、一般会計繰入金、施設使用料、冷蔵庫使用料、市債等が見込まれております。  次に、議案第一九号「平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計予算」について申し上げます。  本予算は、公設地方卸売市場の管理業務に要する経費を計上したものであり、本年度当初予算は一億五千四百五十万五千円で、前年度当初予算に対しまして二・四%の減となっております。  歳出予算には、地方債の償還元金及び利子、管理業務に要する人件費、市場取引代金の決済を円滑にするため、取引業者に対する貸付金などを計上したものであります。これらに対する歳入は、一般会計繰入金、売上高使用料、施設使用料、諸収入等が見込まれております。  次に、議案第二一号「平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計予算」について申し上げます。  本予算は、志和池、安久及び平田地区における農業集落下水道処理施設に関する経費等を計上したものであります。本年度予算は一億八千三百九十九万五千円で、前年度当初予算に対しまして四・四%の増となっております。  歳出予算は、地方債の償還元金及び利子、志和池、安久、平田地区の処理施設維持管理費、平成十六年度完了となる平田地区の建設事業に要する経費等が計上されています。  これらに対する歳入は、志和池、安久、平田地区の農業集落下水道事業分担金、使用料及び手数料や、国・県からの事業費補助金、一般会計からの繰入金、市債等が見込まれております。  次に、議案第二六号「平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計予算」について申し上げます。  本予算は、本年四月から御池簡易水道の公営化に伴い、新たに簡易水道事業特別会計を設置したものであります。本年度予算は四千七百七十二万三千円であります。  歳出予算は、簡易水道の施設管理、建設事業に要する経費等であります。これらに対する歳入は、水道使用料及び手数料、加入金、一般会計からの繰入金等が見込まれております。  以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め審査いたしました。  採決の結果、議案第一五号、議案第一九号、議案第二一号及び議案第二六号の四議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第一五号「平成十六年度都城市食肉センター特別会計予算」、議案第一九号「平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計予算」、議案第二一号「平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計予算」及び議案第二六号「平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計予算」の以上四議案を一括して採決を行います。  本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第一五号、議案第一九号、議案第二一号及び議案第二六号は、いずれも原案を可決いたしました。 ◎日程第三四 議案第四八号から 日程第四〇 議案第五四号まで ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第三四 議案第四八号「工事請負契約の締結について」から、日程第四〇 議案第五四号「工事請負契約の締結について」までの、以上七議案を一括議題といたします。 ◎総務委員長報告 ○議 長(福留一郎君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。 ○総務委員長西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第四八号から議案第五四号までの、以上七議案について、総務委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。
     議案第四八号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(建築主体)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、九の特定建設工事共同企業体による一般競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は四十一億八千九百八十四万六千円、落札率は九八・四九%であります。  議案第四九号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(電気設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、七の特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は六億七千六百五十五万一千円、落札率は九七・七八%であります。  議案第五〇号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(空調設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、六の特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は七億七千八百七十七万五千円、落札率は九八・一五%であります。  議案第五一号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(衛生設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、八の特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は二億六千百三十三万二千円、落札率は九八・四四%であります。  議案第五二号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(舞台機構)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、五社による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は五億六千三百四十二万二千円、落札率は九八・七七%であります。  議案第五三号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(舞台照明)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、三社による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は三億五千九十三万三千円、落札率は八五・二七%であります。  議案第五四号「工事請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、都城市総合文化ホール建設(舞台音響)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、五社による指名競争入札で実施し、落札したものであります。  なお、予定価格は二億二千九百十七万四千円、落札率は九七・一三%であります。  一部委員より、「議案第四八号から議案第五四号までの、七議案すべてに反対である。当該七議案が総合文化ホール建設に伴う工事請負契約案件であり、契約そのものは合法的に行われたものではあるが、議案第一四号の討論でも述べたように、市民会館が使用可能であって、近く市民交流プラザもオープンする点からみても、現状では総合文化ホール建設は不要である。また、市民の暮らしが深刻な事態になっている。さらに、駐車場が必ず禍根を残すと思う。民間駐車場までも確保しようとしているから心配している。よって、議案第四八号から議案第五四号までの案件は、総合文化ホール建設を促進するものであるから反対である」との討論がありました。  また、他の委員より「議案第四八号から議案第五四号までの、七議案すべてに反対である。これらの工事請負契約自体には問題がないが、議案第一四号の討論で述べたように、総合文化ホール建設に係る契約であるので反対する。付け加えると、市町村合併が論議されている中で、特に北諸四町からは合併を見込んでの建設かという言い方もされており、合併してからでも遅くないという意見を聞いている。」との討論がありました。  議案第四八号から議案第五四号までの七議案をそれぞれ採決した結果、当該七議案は、すべて賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。(降壇) ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので発言を許します。  来住一人議員の発言を許します。 ○(来住一人君) (登壇)ただいま議題となっております、七件の工事請負契約の締結についての案件すべてについて、日本共産党を代表して反対の立場から討論をいたします。  本議案七件は、すべて総合文化ホール建設に関する諸契約であります。総合文化ホール建設について同意できない理由については、先の議案第一四号の討論で述べたとおりであります。本議案は、事務手続き上、特に問題があるわけではありませんが、先に述べた問題点のある総合文化ホール建設工事に着工する議案であり、同意できないものであります。  以上で討論を終わります。(降壇) ○議 長(福留一郎君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより議案第四八号から議案第五四号までの、以上七議案について順次起立により採決を行います。  まず、議案第四八号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第四八号は原案を可決いたしました。  次に、議案第四九号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第四九号は原案を可決いたしました。  次に、議案第五〇号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第五〇号は可決いたしました。  次に、議案第五一号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第五一号は原案を可決いたしました。  次に、議案第五二号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第五二号は原案を可決いたしました。  次に、議案第五三号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第五三号は原案を可決いたしました。  次に、議案第五四号「工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議 長(福留一郎君) 起立多数。  よって、議案第五四号は原案を可決いたしました。 ◎日程第四一 議案第四六号 ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第四一 議案第四六号「都城市監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題といたします。 ◎委員会付託の省略 ○議 長(福留一郎君) 本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。 ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 議題に対する提案理由の説明は既に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決
    ○議 長(福留一郎君) これより議案第四六号「都城市監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて」の採決を行います。  本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第四六号はこれに同意いたしました。 ◎日程第四二 諮問第一号 ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第四二 諮問第一号「人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」を議題といたします。 ◎委員会付託の省略 ○議 長(福留一郎君) 本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。 ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) 議題に対する提案理由の説明は既に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより諮問第一号「人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」の採決を行います。  本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、諮問第一号はこれに同意いたしました。 ◎日程第四三 議員提出議案第一号 ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第四三 議員提出議案第一号「地方交付税の大幅削減の中止を求める意見書」を議題といたします。 ◎提案理由説明 ○議 長(福留一郎君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。  来住一人議員。 ○(来住一人君) (登壇)議員提出議案第一号「地方交付税の大幅削減の中止を求める意見書」について、一言説明をさせていただきたいと思います。  本議案を準備するに当たり、全会派から賛成者をお決めいただいたことに、まず最初に感謝を申し上げます。  御承知のように、国庫補助負担金の廃止・縮小、地方交付税の見直し、地方への税源移譲の三つの課題を一体的に進めるとして、三位一体改革と称し進められております。十六年度政府予算案において、国庫補助負担金の廃止・縮小が約一兆円。このうち税源移譲、一般財源化は四千七百億円程度でございます。一方、地方交付税は、臨時財政対策債を合わせて二兆九千億円、一二%も削減されております。こうして三位一体という状況でないため、多くの自治体で基金の取り崩しや地方債の増額が余儀なくされ、北海道小樽市では、歳入不足をカバーするために、十九億円を見込みのないまま諸収入に計上して、帳じりを合わせたものとお聞きいたしております。政府は、来年度も地方交付税の大幅削減を続ける方針であります。見合う税源移譲のないまま、地方交付税の削減は予算編成が困難になるばかりか、福祉や教育、暮らしなど、住民サービスの後退、切り捨てにつながりかねない状況になると思われます。  今日、地方交付税の大幅削減を中止し、住民の福祉の増進を図るために、必要な財源を保障することは、自治体にとって絶対不可欠の課題であるとの思いで本議案を提案したものであります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案理由にかえさせていただきたいと思います。(降壇) ◎委員会付託の省略 ○議 長(福留一郎君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。  本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。  なお、質疑・討論につきましては、通告を省略することにいたします。 ◎質 疑 ○議 長(福留一郎君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。 ◎討 論 ○議 長(福留一郎君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。 ◎採 決 ○議 長(福留一郎君) これより、議案提出議案第一号「地方交付税の大幅削減の中止を求める意見書」の採決を行います。  本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案提出議案第一号は原案を可決いたしました。 ◎日程第四四 閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について ○議 長(福留一郎君) 次に、日程第四四 「閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について」を議題といたします。  本件については、各委員長から議席に配付いたしておりますとおり、所管事務調査のため、平成十七年三月三十一日まで閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております「閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について」は各委員長からの申し出のとおり、これを認めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議 長(福留一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 ◎閉 会 ○議 長(福留一郎君) 以上で、本定例会の付議事件はすべて議了いたしました。  これをもって、平成十六年第二回都城市議会定例会を閉会いたします。 =閉会 十二時十六分=...